加工対応事例Case study
製品同士のくっつきをなくして作業性を良くしたい。
目的 | 製品同士の再接着をなくして、生産ラインでの作業性を向上させる |
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機能 | 製品間ピッチを空けて加工する |
加工のキモ | 型抜きによるピッチ形成でないため、材料の使用量は変わらず専用金型も起工しない |
お客さまが抱える課題
コストを節約した製品設計ではあるものの・・・
四角形状の粘着テープ製品は、専用金型を起工するイニシャルコストの発生を避けたり材料の使用量を節約して一本刃を入れただけの、コストを抑えた仕様の加工品が多く使用されています。
ですが、この仕様の加工品は製品同士が隙間なく隣り合わせになっている事から、使用する粘着テープの厚みや柔らかさ、粘着強度といった条件によっては製品同士が再接着してしまい、作業性を悪化させてしまう事があります。
課題解決のポイント
通常の場合だとこうなります
通常は、粘着テープを四角形状にカットした製品の間にピッチを空けたい場合は、専用の金型を起工して大きめの粘着テープ材料を打ち抜き加工し、周囲のカスを除去して作る必要があります。
ですが、こうする事により使用する材料の面積は周囲のカス部分も含めなくてはならないため、製品単価における材料コストが上がってしまいます。また、専用の金型を起工する必要が生じるため、金型のイニシャル費も発生し、トータルコストで考えても優位性があるとは言えません。
専用の金型を作らなくても製品間のピッチを空けることはできます!
こういった仕様の加工品でも、当社の加工技術なら専用の金型を作らず、材料の使用量もそのままで製品の間にスキマを空けて加工することが可能です!作り方については・・・ちょっとここではお伝え出来ませんが、このようなお悩みをお持ちだったらぜひ当社にご相談ください。