加工対応事例Case study
薄くて貼りづらいシートを、なるべく貼りやすくしてあげたい。
目的 | 身体の部位に貼るシートの加工品を、貼りやすい仕様にして販売 |
---|---|
機能 | 薄いシートがシワにならずに貼れるよう、表面保護フィルムと剥離紙を分割 |
加工のキモ | 薄いシートが切れない様にハーフカット、掴みしろを設けて剥がしやすく |
お客さまの抱える課題
身体の部位に貼るシートが薄く、シワになって貼りづらい
人体に貼って皮膚を保護するための薄いシート加工品はシワになりやすく、凹凸が多く平坦でない身体の部位に貼りにくいという課題があった。
ただ、保護シートとして優れた素材であるため、これを貼り付ける部位の形状に合わせて加工し、使いやすく貼りやすい仕様にして商品化したい。
課題解決のポイント
シートの表層に保護フィルムを両側からラミネート、裏の剥離紙は中央から分離するようにスリットを入れる
肌貼り用のシートは0.03㎜と薄いが、これを切らずに剥離紙だけを背面からスリットした。
また、肌貼りシートの表層に両側から保護フィルムをラミネートすることで、薄い肌貼りシートの支持体となって身体に貼る時にシワになりにくくなった。
プラスアルファのご提案
保護フィルムの剥がしやすさと見やすさに配慮
表層にラミネートした保護フィルムは半透明で見づらく、貼った後で除去する際に剥がしづらいとシワを誘発する可能性が残っていた。
そのため、視認性の良い水色のテープで掴みしろを設け、見やすく剥がしやすい仕様にすることで商品化につながった。